この記事では、バリアフリー工事のためにローンを組み、月々の負担が重いO様がリースバックによって返済から解放された事例を紹介します。
リフォームローンは住宅ローンより金利が高く、負担に感じている方もいらっしゃるかと思います。
エリア:埼玉県さいたま市
物件種別:戸建
家族構成:ご夫婦、お子様1名
1.住宅ローンとリフォームローン両方の支払いが重い!
O様は40歳のとき5,000万円で戸建を購入し、住宅ローンを30年支払っており、残債は1,000万円弱です。
毎月の支払いは15万円前後で、不自由なく支払いを続けていました。
しかし、3年前に奥様が足を悪くされたことをきっかけに、自宅を大幅にリフォームし、ローンをさらに組みました。
毎月の負担が5万円増えて、月々20万円の支払いです。
住宅ローンが残り数年のため、息子にも毎月援助してもらいながら生活をしていました。
しかし、新型コロナウイルスの流行により、息子の収入が減ってしまい、毎月の援助をしてもらうのも難しくなってしまったのです。
2.売却して賃貸に入るのがもったいない
あと数年といえど、住み続けて毎月20万円の支払いを続けるのが難しいと考えたO様は売却も視野に入れました。
例えば、バリアフリー性能の高いマンションに引越すことができれば、安心して生活できるのではないかとも考えました。
しかしながら、リフォームをしたばかりで売却をするのももったいなく感じ、何か良い方法はないかと考えていました。
リバースモーゲージも考えましたが、さまざまなリスクがあると聞き、あまりメリットを感じられませんでした。
そんな時にリースバックのことを知り、自宅に愛着もあるため、賃貸でそのまま住めるのであれば、マンションに引越すよりも良いと考えたのです。
3.リースバックで負担から解放された!
当社にお問い合わせいただき、査定をしたところ、3,000万円で売却でき、賃料は15万円ほどでした。
まず、売却することでローンを全て返済することができ、手元にもお金が残ります。
さらに、毎月の負担も減るため、支払いの負担からも解放されるのです。
あと数年で住宅ローンの支払いことを考えると、少しもったいない気持ちもありましたが、現在の不安からくるストレスを解消できるのであれば、ということでお話を進めることになりました。
戸建に住んでいる方は、特に愛着が強いことも多く、引越しをしたくないというお声を多く頂きます。
さらにO様の場合は、3年前に自宅をリフォームしており、引越しするのがもったいないという気持ちが強かったのだと思います。
一般的に築30年以上の戸建ての場合は、普通に売却した場合でも土地の評価しかできないため、リースバックでもあまり金額が下がらずに売却できることも多いです。
O様は30年住んでいるため、ご近所付き合いも多く、そのまま住めることを非常に喜んでいました。
リースバックでは、このようにリフォームローンの負担から解放され、そのまま老後資金として手元にお金を残しておくことができる事例もあります。